捨てられないものはお焚き上げで処分!料金・時期や郵送方法

あなたの家には、もう使わないと分かっていても捨てられない…

そういうものはありませんか?

大切な人からのプレゼントや、亡くなった方の遺品などは、所有者の気持ちが入りこんでいるようで自分ではとても捨てるのに勇気がいりますよね。

しかし、ものを使わずに放置していたら場所を取るだけでなく、風水的にも悪い気がたまるとも言われています。

この記事では、そんな処分しようとしても捨てられない人の気持ちに寄り添った慣習「お焚き上げ」とは何なのか、その意味と目的や、料金相場、簡単な依頼方法まで詳しく紹介します。

心情的に捨てづらかった家のものを断捨離したい!ご両親の遺品を整理したい!そんな方には必見です。

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お焚き上げとは

お焚き上げは、平安時代から1300年の歴史がある日本の文化です。

作り手や使い手の愛着があるものには、魂が宿ると考えられています。

そういう安易には処分できないものに対し、今までのお礼の思いを込めて読経やお祓いをして「魂を還す作業」をし、その後浄火で焚き上げる行為のことをお焚き上げと言います。

一言でいうと、ものの供養です。

1月15日あたりにテレビをつけていると、お正月飾りやだるま等を燃やしている映像を見たことがある人がいるかもしれません。これが「お焚き上げ」または「どんど焼き」と呼ばれる恒例行事です。

お焚き上げの由来

お焚き上げは、神社のお庭でお札を燃やして煙の流れでその年の五穀豊穣を占う神事である「庭燎(にわび)」が由来だと言われています。

お焚き上げ供養することの意味

お焚き上げのときに上がる炎は単なる焚火ではありません。神事のときに焚かれ、品々を浄化し天上へ返す意味合いがあります。

お焚き上げの炎には、ものの「魂」を抜く意味があります。

ものの「魂」を抜く作業は「閉眼(へいげん)」や「魂抜き」とも呼ばれていて、お寺の僧侶や神主が、それぞれ独特の手法で行います。

また、私たち自身にとってお焚き上げは、

「今まで長い間ありがとうございました」

とモノに感謝しお別れをする大事な意味があるのです。

処分する際お焚き上げ供養することのメリット

お焚き上げを依頼すると、単にものが減らせるだけではなく、前向きにモノを整理することでココロの整理にもつながります。

お焚き上げは「処分して気持ちをスッキリさせたいけどできない」

そうした困っている人達の気持ちの受け皿になってくれる訳です。

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お焚き上げはいつ行われるの?時期と季節が知りたい

全国的にもっともお焚き上げが行われる時期は、正月三が日、次いで小正月(1月15日)です。全国の寺院や神社で行われます。

しかし、場所によっては通年お焚き上げ供養を受け付けてくれる施設や神社もあります。

どんなものがよくお焚き上げされているの?

お焚き上げの依頼をする品々は、お正月飾りや仏壇仏具など神社とゆかりの深いものから、遺品、愛着や思い入れが詰まったものまで、多岐にわたります。

特に多いのは、写真やアルバム、手紙、人形、服、ぬいぐるみ、財布、年賀状、本、着物、カバン、お守り、お札などです。

お焚き上げが必要とされる品物の代表例

  • お正月に購入する絵馬やお札・正月飾り
  • 合格祈願や安産祝い等のお守り
  • だるま
  • 仏壇仏具
  • 承継者がいないもの
  • 遺品(棺桶に入れられなかったもの、衣服が多い)
  • 亡くなったペットの愛用品
  • 元恋人との思い出の品
  • 人形・ぬいぐるみ
  • 写真・アルバム

お焚き上げを受け付けてくれる場所とお焚き上げ料の相場

お焚き上げは主に全国のお寺で行われています。

お焚き上げを利用する際に包むお金のことを「お焚き上げ料」といいます。

特にいくらと決まっているわけではなく、お寺・神社によって様々です。

品物毎のだいたいの料金相場を書いておきます。

品物別お焚き上げ料の相場

品物 料金相場
お守り・お札など 500~5,000円程度(お守り・絵馬の半額~同額程度)
布団 10,000円~/組
仏壇・仏具 10,000~20,000円程度
神棚 3,000~10,000円程度
正月飾り 無料~(小正月にどんど焼き専用のスペースが設置されることが多い)
位牌 10,000円~50,000円程度
七夕飾り 5,000円前後
人形・ぬいぐるみ 数千円/箱 (ダンボールに約10体程度入る)
※日本人形など本格的なものは10,000円以上かかることもある
だるま 約千円/体

お焚き上げ料の品物別のだいたいの相場を表にまとめました。

寺社や業者によって大幅に異なり、業者の方が若干高めな傾向があります。また、郵送する場合の送料や読経料、引取料などが別途必要になるケースもあります。

正確な情報はそれぞれのホームページをチェックしたり、問い合わせたりするといいでしょう。

お焚き上げを依頼する時の5つの注意点

お焚き上げを依頼するときに注意しておかないと、本来の「ものを最期まで大切に扱う」という目的が叶いませんので、注意点も先に確認しておきましょう。

注意

  1. お焚き上げしたものは戻ってこない
  2. お焚き上げは粗大ごみ処理ではない
  3. 燃えないものなどお焚き上げできないものもある
  4. お寺や神社によってお焚き上げされる時期が異なる
  5. お焚き上げをお願いしたのにそのまま廃棄業者に送る悪徳業者も

【1】本当にお焚き上げしていいか家族と先に相談する

お焚き上げは、捨てにくいものを供養する形で処分できるメリットはありますが、結局、手元から離れてしまったものは戻ってはきません。

なので、本当に処分していいものなのか、所有者やその家族・親戚とよく話し合ってから決めましょう。

故人であっても同様で、生前に残しておきたいと希望していたものについては、お焚き上げでは形は残りません。

なので手元供養という形で保管した方がいいケースもあるのです。

【2】お焚き上げを粗大ごみ処理の代わりにするのはやめましょう

お焚き上げできるものは多岐にわたり、時には大型のものもありますが、粗大ごみの処理が目的でお焚き上げされる訳ではありません。

家具や布団など大きなもので、特別な思い入れがないものであれば粗大ごみとして出したり、またはブランドものであれば値段がつく可能性もあります。

買取業者に査定してもらう方法も検討しましょう。

【3】燃えないものなどお焚き上げできないものもある

「お焚き上げ」というぐらいなので、炎で燃やします。

燃えないものは有害なガスが発生しますので、基本的にはガラス・陶器やプラスチック製品、家電などはお焚き上げできないのです。

お寺や神社に持ち込んでも断られるおそれがありますので、心配なら依頼時に依頼先へ電話などで確認しましょう。

専門業者によっては、燃えないものでも供養した後、適切な形で処分してくれる業者も存在します。

>>燃えないものでも引き取ってくれるお焚き上げ専門業者を見る

【4】お寺や神社によってお焚き上げされる時期が異なる

いつのタイミングでお焚き上げするかは、本当に場所によって異なります。1年に数回の場所もあれば、こまめに不定期に通年行っている場所もあるのです。

なので、なるべく頻繁にお焚き上げされる場所に依頼することで、ものが長期間同じ場所に放置され埃がたまったりすることが防げます。

>1年中お焚き上げを受け付けてくれるおすすめサービスを見る

【5】お焚き上げを依頼したらお祓いもせず廃棄業者に!?

お焚き上げしてもらうのは、受け付けてくれるお寺や神社だったらどこでも良いか、というと実はそうとは限りません。

読経やお祓いもせずに廃棄業者に渡してしまう寺社もあるようです。

お人形供養の場合、最悪のケースではアミューズメントパークのお化け屋敷に使われた事例もあるそうです。

そんな話を聞くと、もし自分が、家族が大切にしてきた人形が……と思うと悲し過ぎますよね…。

なので、どこでお焚き上げしてもらうかをちゃんと見極めて選ぶ必要があります。

家のものをお焚き上げしてもらう方法・料金表を紹介

家のものをお焚き上げしてもらうには、主に下記の3種類の方法があります。

お焚き上げの方法

  1. お寺・神社に直接持ち込む
  2. 専門業者や神社に郵送する
  3. 遺品整理の際に供養も一緒にしてもらう

【方法1】お寺・神社に直接持ち込んで依頼する

一つ目にお寺や神社に個人から直接連絡してお焚き上げ依頼する方法があります。

お寺や神社などに直接持ち込むメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 直接納めに行くので安心感がある
  • お世話になっているお寺や神社がお焚上げを行っていなかったり、品物が限定されていることが多い
  • 一年に一回しかしないことも多い

初詣の時期には、神社によっては、お焚き上げの専用スペースを設けている場所もあります。その場合、お賽銭程度で済む場合もあります。

しかし、お焚き上げできるお守りやだるま等以外の品物は「神棚処分」といい、別途3000円~10,000円程度のご祈祷料が必要になるケースもあります。

また、お焚き上げを通年受け付けている場所は限られています。

お寺や神社、または専門業者の中には、一年いつでも郵送で送るとお焚き上げしてもらえる場所もありますので、急ぎの場合はそちらを利用しましょう。

【方法2】郵送で寺社やお焚き上げ専門業者に送る

2つ目の時間が無い人におすすめの方法が郵送で神社・お寺やお焚き上げの専門業者に送る方法です。

郵送でお焚き上げを依頼するメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 最寄りのお寺や神社で断られた品も受付してくれる場合が多い
  • 時間と交通費がかからないお手軽な方法
  • 信頼できる依頼先の選定が難しい
  • 依頼先によっては費用が高くなる

受け付けてくれるお品物や料金は、送り先によって様々です。

代表的なお焚き上げ専門業者3つの料金表を紹介します。

『株式会社 焚上(たきあげ)協会』の料金表

品物(容量) 料金
スナップ写真・印鑑等 3,000円
家庭用45L用ビニール袋 1個 5,000円~
神棚一式(一般家庭用) 10,000円
仏壇 10,000円~
申込書・ダンボール等 付属なし

株式会社焚上協会は、北海道の札幌にある会社です。

宅急便や小包も受け付けてもらえて、お焚き上げ後には、きちんと終了報告をしてもらえるので安心です。

『お焚き上げステーション』の料金表

品物 料金
写真・手紙・ぬいぐるみ等 10,000円
人形(日本人形等) 10,000円~
仏壇 15,000円~
ひな人形 15,000円~
携帯電話・スマートフォン 1台 500円
タブレット 1台 1,000円
パソコン 1台 2,000円~
外付けハードディスク 1点 800円
USB 5点 300円
CD/DVDディスク 10枚 500円
メモリーカード 10枚 300円
申込書・ダンボール等 付属なし
ダンボールサイズは縦+横+高さが120㎝まで

お焚き上げステーションは、デジタル遺品の供養に力を入れている点が特徴的です。個人情報を配慮しながら携帯電話やパソコン等のデータを完全消去してもらえます。

デジタル商品や家電を取り扱っているお焚き上げ業者はほとんど無いので、そうしたもののお焚き上げはお焚き上げステーションがおすすめです。

『みんなのお焚き上げ』の料金表

品物 料金
レターサイズ(お守り等) 1,080円(税込)+キット送料200円
縦+横+高さが100㎝までのダンボール 5,940円(税込・送料込)
申込書・ダンボール等 申込書・封筒は付属あり、ダンボールは別途500円(自分でも用意可)

みんなのお焚き上げはキット商品なので、自分で用意するものはダンボール箱位で済みます。レターサイズのものだと1000円から利用できる専門業者の中でもかなりお手軽なサービスです。

【方法3】遺品整理業者にお部屋の供養もお願いする

遺品整理業者にお願いする場合は、お部屋丸ごと等大規模な供養が必要な場合になります。

遺品整理業者の中にはオプション費用で供養も一緒に行ってくれる業者や、「プログレス」のように基本料金に含まれる業者などあります。

故人のお部屋のまとまった整理が必要な際には、遺品整理業者に相談してください。

遺品整理業者に供養を依頼する場合の料金例

お部屋 料金例(プログレス
1K 35,000円~
1DK 60,000円~
2LDK 140,000円~
3LDK 180,000円~

お焚き上げの依頼方法から郵送・持参まで一連の流れ

お焚き上げの流れ(直接お寺や神社に依頼する場合)

  1. お焚き上げしたいものをまとめ、種類分けする
  2. 希望の品がお焚き上げしてもらえるお寺や神社を探して連絡する
  3. 見積もり料金またはお焚き上げ料を用意して直接持参か郵送
  4. お寺・神社に品物が届き供養後、焼却・廃棄される

>上記のような手間を省きたい方はこちらをクリック

【1】お焚き上げしたいものをまとめ、種類分けする

まずは、お焚き上げしたいものを一か所にまとめましょう

その際に、郵送する場合は梱包するとどれ位の量になってどれぐらいの大きさの箱が必要か、燃えるものか燃えないものか等を確認しておきます。

【2】希望の品がお焚き上げしてもらえるお寺や神社を探して連絡する

ホームページ等からお寺や神社の連絡先を調べ、お焚き上げの受付しているか、受付している品物や時期などを確認します。

お守りやお札、絵馬などは可能であれば購入した神社に返すのが理想です。

【3】見積もり料金またはお焚き上げ料を用意して直接持参するか郵送

お寺や神社から提示された料金や、お焚き上げ料などを包んで、直接お寺や神社に持参するか郵送します

【画像あり】お焚き上げ料ののし袋表書きと包み方

  1. お焚き上げ料は「お礼」が目的なので蝶結びの封筒を選びます
  2. 表書きには「御焚上料」または「玉串料」と書きます
  3. 封筒に直接書いても、長細い紙を乗せてもOKです
  1. 内袋の表には「金〇萬圓也」と中央に書きます
  2. 内袋の裏には住所・氏名・電話番号を書きます
  3. お札は新札が理想です。
  4. 内袋か外袋が折り込むタイプの場合、最後は下から上に折ります

【4】お寺・神社に品物が届き供養後、焼却・廃棄される

お焚き上げしたい希望な商品を引き渡したら、後のことは神社やお寺の方が独自の手法により供養を施し、適切な形で廃棄をします。

ポイント

直接、神社やお寺に依頼する場合は、まずはタイミングよく受け付けてくれる場所を探すところから始まります。

しかし、希望のものに限って受け付けられていなかったり、見積もりがなくて、お焚き上げ料の判断に迷ってしまったり、特定の期間しか受け付けていなかったりと、結構自分で探す場合は時間がかかってしまいます。

また、神社やお寺にお願いしても最後までものを見届けるわけではないので、最終的にきちんと供養してもらえたか、不安になることもあるかもしれません。

次の項目で、そういった一連の手間や不安が解消できるサービスを紹介します。

おすすめのお焚き上げ代行業者

【みんなのお焚き上げ】
ここまでお焚き上げの依頼先や依頼の流れを説明してきました。

でも実際、一から全部自分で手配すると、業者や神社探しから、お焚き上げ料の準備など意外と手間取ることが多いです。

そこで、規定内のサイズのダンボール箱に詰めて郵送するだけで、お焚き上げを最後までお願いできるお焚き上げキットが存在します。

「みんなのお焚き上げ」というサービスです。

  • 封筒に入る小さいもの…キット送料込みで1200円+税
  • 3辺の長さ合計が100cm以内の箱…キット送料込みで5500円+税

お焚き上げは、お寺や神社によっては直接申し込めるのですが、ものによっては断られることもありますし、安心してお任せできるような所を見極めるのはなかなか難しいのではないでしょうか。

「ネット検索して良さそうだった」や「ここは名前が通ってるから」という理由だけでは判断材料に乏しいです。

そういう面でも「みんなのお焚き上げ」なら、下記の面も配慮されていて利用者思いです。

みんなのお焚き上げのいいところ

  1. 供養証明書が発行されるから供養してもらえたことが確認できる
  2. 燃えるもの以外も受け付けてくれるお寺・神社を厳選
  3. こまめに丁寧に供養してくれるお寺・神社を厳選
  4. お焚き上げキットは1日4回発送されすぐ家に届く
  5. お支払いが1回で済み(お焚き上げ料+送料)送り状の記入も不要

一度、捨てるのを見送ったものは、日が経つほど捨てにくくなる一方です。

サービスを知った良い機会に、使わなくなったものを、思い切ってお焚き上げという形で手放してみてはいかがでしょうか。

みんなのお焚き上げ
 

モノとの新しいお別れのカタチ「みんなのお焚き上げ」

お焚き上げに関するよくある質問

お寺・神社と専門業者ならどちらに頼んだ方が良い?


家から最寄りの神社で買ったお守り等小型のものは、すぐに行ける場所にあると思いますので、お正月の時期を狙って神社に納めに行くとよいでしょう。

また、宗教にまつわるものは、その宗派によって取扱いが異なりますので、そのルールに従ってください。

それ以外のものやお正月以外の時期には、受け付けているお寺や神社がそこまで多くないので、専門業者に頼む方が失敗が少ないです。

お焚き上げ代行業者を選ぶときのポイントは?


いくつか簡単なチェックポイントをあげておきます。

  • 料金体系がもの毎、サイズ毎に明確である
  • 受け付けてくれるものの種類が書かれている
  • 遺品整理と一緒に行う場合は「遺品整理士」の資格所持の有無
  • お焚き上げ後の終了報告の有無

お焚き上げできないと断られた時それ以外の処分方法は?


品物の種類が原因でお焚き上げを断られてしまった、またはお寺や神社に依頼するほどではないけど、なんとなく捨てるのは気が引ける場合は、自宅でもできる供養が「清め塩」です。

結城諏訪神社(ゆうきすわじんじゃ)では、お焚き上げを通年受け付けている他に、清め塩の入った「もの供養キット」が販売されています。

このキットで自宅に居ながら簡単に大型の家具でもお清めすることができます。興味のある方はホームページを覗いてみてください。

お守りを購入した別の神社や寺でお焚き上げしても大丈夫?


宗教的な理由や、故人の思い入れのある神社などで購入した場合は、その場所に返納するのが一番です。

ただ、旅行先で購入して遠方だから行けない、郵送を受け付けていない等、様々な事情があると思います。

その場合、他の神社で購入したお守りでも、多くの神社仏閣では受け付けてもらえますので、ご安心ください。

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